京都駅前つれづれ通信

ウオーキングを中心に、日々気付いたことを紹介します。ご意見をお聞かせください。

奈良新春初詣ウオーク(奈良県ウオーキング協会特別例会)

2014年1月4日(土)13キロ 曇り一時しぐれ
場所 奈良市
コース JR奈良駅~率川神社~興福寺~春日大社(末社めぐり)~手向山八幡宮~二月堂~東大寺大仏殿~平城宮跡~近鉄西大寺駅

8つのご利益 神のまにまに

 奈良県ウオーキング協会が主催する2014年最初の例会だ。JR奈良駅前にある奈良市総合観光案内所前の広場には数百人のウオーカーが集まった。出発式では同協会の植田楢治会長が「健康で楽しい生活を送るため、毎日歩いてください」と呼びかけた。 

 奈良市の目抜き通り・三条通を東へ向かう。途中、三輪山をご神体とする大神神社(奈良県桜井市)の摂社・率川(いさがわ)神社でお祓いを受ける。家庭円満、安産、育児の神様という。昨年は参加した約380人が一度にお祓いを受けたが、今年は神社の要望で2班に分かれた。宮司さんだろう。神職の装束を身にまとった人が拝殿奥で祝詞を奏上。次に拝殿前に出てきて、参加者を御幣と鈴の音で清めてくれた。

 三が日が終わって、三条通も平常モードに戻りつつある。「三日間とも暖かかったね」「きょうはちょっと寒いけど」など顔見知り同士で話している。餅つきをしている店には十数人の人だかりができていた。

率川神社お祓い 興福寺南円堂
写真①=率川神社でお祓いを受ける参加者
写真②=藤原冬嗣が父・内麻呂のために建てたとされる興福寺南円堂

 右手に猿沢の池が見えたところで三条通を離れ左側の階段に取り付く。登りきった所にある六角形の優美な建物が興福寺南円堂。平安時代初頭の弘仁4(813)年に藤原冬嗣が父・内麻呂の冥福を祈って造ったという。冬嗣の子が人臣初の摂政となった良房、その養子が初の関白になった基経。下って道長、頼通へと続く。摂関家となり栄えた藤原北家の草創期のシンボルと言えそうだ。

 さらに進むと五重塔が見える。2018(平成30)年落慶を目指して中金堂の再建も計画されている。奈良公園から春日大社境内へ、露店が並び鹿が行き交う。団体歩行のはずだが一般参拝者が多くてウオーカーはバラバラになってしまった。ようやく混雑から離れ、金龍神社の登り口から自由歩行。1時間半後の午後零時45分に東大寺大仏殿横で集合とのスケジュールが示される。

興福寺五重塔 春日大社自由歩行
写真①=興福寺五重塔。左は中金堂建設予定地
写真②=自由歩行で春日大社に向かう参加者

 春日大社の8つの境内社を巡るのがこの日第一の目的。金龍神社=金運・財運▽夫婦大黒社=夫婦円満・家内安全▽若宮神社=知恵と生命▽祓戸神社=罪・穢れのお祓い▽船戸神社=交通安全▽総宮神社=住居・建物の守護▽一言主神社=一願成就と善悪の判断▽水谷神社=無病息災。それぞれの神様の持ち場も分かれている。全部合わせれば、ご利益の総合商社と言ったところか。

 春日大社本殿には、当初計画では混雑を避ける意味で立ち入らないことになっていた。しかし一方通行の順路になっているので通らざるを得なくなった。拝殿前には左右十数メートルにわたって白い布が掛けられ、その上に賽銭が投げ入れられていた。拝殿奥のご神体の方向は、目の細かいネットで遮られ、ぼんやりとしか見えない。一般参拝者は中に入れないが、ご祈祷を受ける人が数人入っていくのが見えた。

春日大社にぎわい 春日大社縁起物
写真①=参拝客でにぎわう春日大社本殿
写真②=縁起物売り場も人でいっぱい

 縁起物を売る場所は三つに分かれていたがいずれも混雑していた。夫婦大黒社の名前が入ったハート形の絵馬も用意してあった。お神酒のコーナーには長い列が続き、1本400円で販売もしていた。新年にかける人々の熱気を体感でき、本殿を通る意味は十分あった。

 境内の曲がり角や間違えやすい場所約10か所には同協会スタッフが立って案内をしてくれる。春日大社から若草山のふもとをかすめて手向山八幡宮に入る。百人一首に採られた菅原道真の歌の詠まれた場所だ。

  このたびは幣(ぬさ)もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに  菅家(菅原道真)

 「まにまに」は呪文ではない。「随に」と書き、この場合は「神の御心のままに」との意味になる。

春日大社お神酒 奈良県W協会スタッフ
写真①=お神酒を振る舞ってくれるコーナーもあった
写真②=要所では奈良県W協会スタッフが案内 

 朝には青空が見えていたのだが、正午を過ぎてしぐれが舞いだした。東大寺の二月堂前を下り大仏殿に至る。参加者は外側にある石造りの廊下の縁に腰かけて弁当をとっていた。空いた場所に座ると石の冷気が体にしみ込んできた。

 午後は東大寺を出て奈良市の街中を行く。途中、法華寺で列詰め。あまり広くない道を車が通る。ウオーカーは渋々といった感じで道の両側に寄るが2列か3列を保ったまま。車は徐行しながら通るのだが、ドライバーにとっては恐怖ではないかと危惧した。

春日大社一言主神社 平城宮跡福引
写真①=「一つでいいから願い事をかなえて」と一言主神社に参拝の列
写真②=「福引をしますから地図を用意してください」と呼びかけるスタッフ 

 草の茂る空き地が広がる平城宮跡に到着。「福引のチェックをしますので地図を用意してください」とスタッフが声をかける。お神酒のカップ酒を受け取った後、2014年の運試しのくじを引く。賞はAからJの8種類に分かれ空くじなし。下位でも奈良漬か酒粕がもらえる。

 A賞のリュックサックが当たった男性がいた。「容量20リットルか30リットルかどちらにしますか」と大きさを聞かれ20リットルを選んでいた。確かに日帰りウオークで30リットル入りでは大きすぎると、他人事ながら思った。 
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  1. 2014/01/04(土) 19:43:31|
  2. ウオーキング
  3. | コメント:1
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コメント

ご参加ありがとうございました。

ご参加ありがとうございました。
初詣ウォーク、いかがでしたか?

お礼のコメントがたいへん遅くになりました。

またのご参加お待ちしております。
  1. 2014/10/15(水) 11:08:15 |
  2. URL |
  3. 奈良県ウォーキング協会 #50XmVeV.
  4. [ 編集 ]

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