京都駅前つれづれ通信

ウオーキングを中心に、日々気付いたことを紹介します。ご意見をお聞かせください。

第37回日本スリーデーマーチ第2日 吉見百穴・森林公園ルート30キロコース

2014年11月2日(日)31キロ 晴れのち曇り
場所 埼玉県東松山市 比企郡吉見町、滑川町
コース 中央会場・松山第一小~吉見百穴~吉見観音安楽寺~松の平団地~平野市民活動センター~森林公園~中央会場

コーヒーや梨…広がる草の根交流

 前日と同じ時間のバスで午前8時前に中央会場に着いた。「30キロコース参加の方は急いでください。間もなくアンカーが出発します」のスタッフの声がする。20キロに参加の予定でいたが、朝日新聞の特集紙面で「30キロコースの途中に梨の振る舞いがあります」との記事に魅かれてもいた。体調もいいので思い切って30キロに挑むことにした。

 グラウンドを一周してから出発ゲートに向かう。中学生が様々なボランティアとして運営に協力しているのもこの大会の特徴だ。両側に花道を作ってハイタッチで送り出してくれた。

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写真①=中学生ボランティアが花道を作って送り出してくれた
写真②=弘法大師ゆかりの岩室観音

 大きな岩をくりぬいたホテルが廃業しているのが目に入った。その隣が岩室観音。平安時代の初め、弘法大師空海がこの地を訪ね、観音菩薩を刻みこの岩窟に収めたという。お堂は小型ながら京都・清水寺と同じ造りといい、上がって眼下を参加者が通り過ぎるのを見ると足がすくんだ。 

 さらに隣が吉見百穴。昔は古代の住居跡といわれていたが、近年の発掘調査により、古墳時代の横穴墓群ということが分かった。家族で死後も同じように暮らせるようにと、勾玉や土器などが副葬されていた。 穴は219。大小さまざまで、上の方にあるものほど、間隔が広く、中もゆったりと作ってあるらしい。

 ガイドウオークの案内もしていた。金網越しに横穴が見えたので写真に収めた。

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写真①=吉見百穴の入り口。ガイドウオークもあるらしかった
写真②=吉見百穴の洞窟を金網の間から撮った

 吉見百穴が20キロコースとの分岐点。30キロとしては少し遅めなのだろう。多くは20キロコースをとった。しばらくは田園風景の中を歩く。源範頼の館跡とされる息障院の前を通り過ぎる。

 「今年は50キロ歩きます」とゼッケンに書いた児童が追い抜いて行った。このあたり50キロと30キロの共通コース。50キロ参加の人は南へ大きく迂回してからここまで来たことになる。しばらく同じコースをとるが、再び分かれ今度は北東に大きく迂回する。

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写真①=源範頼の居館跡、息障院
写真②=吉見観音の名で知られる安楽寺に到着

 吉見観音の名で知られる坂東十一番札所安楽寺に到着した。赤い仁王像の山門をくぐり古い拝殿にお参りする。奈良時代に行基が観音像を安置したのが始まり。室町時代後期に北条氏康と上杉憲政の松山城合戦の際にすべての伽藍は焼失した。現在の本堂は江戸時代前期・寛文元(1661)年の再建という。

 折からの好天で一休みするウオーカーも多い。コースは三重塔の横から寺を離れ、八丁湖公園の遊歩道をたどる。

 住宅地の中で女性らがコーヒーを提供してくれていた。「どちらの団体ですか」と質問すると「団体ではなく個人」と先に飲んでいた参加者の一人が代わりに答えてくれた。接待の主は、ここ松の平団地の仁井谷正子さん。13年前から毎年続けている。

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写真①=安楽寺の本殿にお参りする
写真②=自宅前でコーヒーを提供してくれた仁井谷さん(左)と仲間のみなさん

 松の平団地は約30年前に開発された住宅地。仁井谷さんはもともとお祭り好きだが、越してきた当初は知り合いがおらず寂しい思いもしてきた。自宅前がウオーキングイベントのコースに当たり多くの人が通ることを知って、コーヒー提供を発案。毎年やっているうちに近所の仲間が一緒にやってくれるようになったという。

 朝日新聞の埼玉西部版でも採り上げていた。ウオーカーの中にはお返しに仁井谷さんにコーヒー豆をプレゼントした人もいたという。

 コース上では他にも「お一つずつどうぞ」と箱一杯に飴を入れたり、「つまんでいってください」と梅干しを並べたりの無人接待所があった。

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写真①=チェックポイントも中学生が担当
写真②=「いくらでも食べてください」。東平梨組合から梨の提供。

 チェックポイントのある平野市民活動センターでは、東平梨組合のみなさんが梨を無料で配ってくれた。提供された品種は「新高」.。赤ナシで甘く酸味があり、果肉は歯触りがいいという。梨は8月の「幸水」から始まって「豊水」「彩玉」「あきづき」など続く。「新高」は10月上旬までが収穫期だが、「この日のために冷蔵庫で冷やして保管しておきました」とのことだった。

 用意した梨は1000個以上。長テーブルを縦につないだ上に大皿が6個ばかり置かれ切った梨が山盛りだった。甘くて水気もたっぷりで、いくらでも食べられそうだ。組合役員が「お好きなだけどうぞ」というのに甘え、丸1個分以上も食べてしまった。

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写真①=森林公園の園内バス。大人1乗車200円。
写真②=ゴールして記念撮影する外国から参加のみなさん。

 森林公園内を約3キロ通り抜ける。東松山市街地の狭い道に入ってきた。ここは全コース共通なので道は人でいっぱいだ。スタッフが「左2列でお願いします」と声をからしている。ここは流れに乗っていくしかない。

 緩いペースに少々焦れながらもやがてゴール。中央会場のステージ前では外国人グループが一角を占め、記念撮影などに興じていた。前日と打って変わって模擬店は大にぎわい。祝杯を挙げたいと思ったがテント内も満員で、この日も早々に退散するしかなかった。
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  1. 2014/11/02(日) 21:21:58|
  2. ウオーキング
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